ネコの出産のときを迎える際

ネコの出産のときを迎える際

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出産のその時、やさしく声をかける

いよいよ出産という時になると、猫も不安が高まります。いつもはそれほど人間に甘えない猫でも、鳴き声をあげて、人間に助けを求めるようなしぐさをすることもあります。やさしく声をかけたり、そっと撫でたりして落ち着かせ、励ましてあげましょう。

だんだん陣痛が強く激しくなってきて、母猫の息づかいも荒くなります。膣が少し広がって破水の兆候が出たら、もう出産の時です。母猫は痛みから解放されたくて、動き回りますが、産室から出ないように注意します。

出産当日は、食事にもほとんど食べなくなりますが無理に食べさせる必要はありません。産箱にこもるようになるので、産箱の温度には注意してください。

出産にはできるだけ付き添ってあげたいものですが、猫が人に見られる事を嫌がるようなら、人の姿が見えない所で待機しておきましょう。

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そして、第一子誕生へ

陣痛頂点に達し、猫がいきみ始めると第一子がそろそろ出てくる頃です。陣痛の間隔がだんだん短くなり、親猫がいきみ始めます。

猫によって出産にかかる時間はまちまちです。陣痛が始まってから30分~1時間くらいで、破水した後に薄い粘膜(胎盤)につつまれた最初の子猫がツルンと出てきます。

親猫は、子猫の体を包んでいる胎盤を舐めてきれいにし、へその緒を噛み切ります。親猫が子猫の体を舐めているうちに、子猫が産声を上げたら一安心です。

このあと軽い陣痛がきて、胎盤が出てきます。これは後産というもので、親猫は、これもすべて食べ尽くします。胎盤は親猫にとってとても必要な栄養素が含まれているので、出産後の胎盤を食べる事は大切なことであり、自然のことです。

次の出産は、1度目の出産からおよそ30分~1時間後くらいかかります。陣痛がくるまでは産まれた子供を舐めおしっこを促したり、お乳をのませたりして過ごします。次の陣痛が開始して、第2子が生まれると、再び胎盤が出てこれも食べてしまいます。

これらを次々に繰り返して、すべての子供達が産まれるまで5時間から9時間もかかる事があります。出産の合間には食事や水が摂れるようにしてあげましょう。

ネコに任せて、できるだけ手を出さない

出産を見ているうちに、つい手を出したくなるかもしれませんが、よほど異常がない限り親猫に任せ、人は手を出さないようにします。あまり構いすぎると、子猫の世話をすることを放棄してしまう母猫もいるので、自然に任せるようにします。

神経質な猫だと、あまり覗き込んだり、触ったりしすぎると、出産をやめたり、子猫をくわえて移動しようとすることがあります。猫の不安をかき立てないように、自由にさせたあげましょう。

猫が甘え声を出したり、人恋しいようなそぶりをするようなら、そっとなでてやる程度にとどめます。

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産後はネコをそっとしておく

無事に出産が終わり、子猫達が全員で親猫のオッパイを飲み始めたらもう安心です。親猫にとっても子猫の居る生活は始めての体験です。

親猫は出産という特別な体験を済ませたばかりで、まだ気が高ぶっています。子猫を抱き上げたりすると、取られるのではないかと不安になることもあるので、しばらくは、親子だけにしておいてあげます。

近くに食事の用意をしておき、親猫が食事のために産箱から出たら、産箱の中をきれいみ掃除してあげます。出産後の猫は授乳のために栄養が必要になります。

食事はいつもより多めにして、チーズや牛乳、ニボシなどで、カルシウムもたっぷりとらせるようにしましょう。