ネコの伝染病と予防接種

ネコの伝染病と予防接種

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死にいたることもあるネコの3大伝染病

猫特有の伝染病はいろいろありますが、大きなものが3つあります。
伝染病は、死の危険性がかなり高い恐ろしい病気です。予防接種で簡単に予防できるので、予想できる伝染病は早めに猫に予防接種を受けさせておきます。

●猫汎白血球減少症

猫ジステンパーともいわれ、2~7日の潜伏期があり、その後、突然吐き気と高熱がおこり、食欲は無くなります。腹痛のためずくまったまま動けなくなります。子猫の死亡率は高く、成猫でも油断はできません。

原因はパルボウイルス病原体で、腸炎症状と一緒に血液中の白血球を極端に減少させるので、汎白血球減少症と(ジステンパー)と呼ばれます。伝染力もかなり強いので、免疫のない猫は感染してしまう可能性があります。

●猫伝染性鼻気管炎

ヘルペスウイルスが原因で起こります。感染すると2~4日の潜伏期間ごに発病します。風邪のような症状で、40℃以上の熱がでて、くしゃみや鼻水、目ヤニがでて、目ヤニは上下にまぶたがくっつく程のひどい目ヤニが出ます。

食欲は無くなり、脱水症状を起こし衰弱するので、子猫の場合は危険な状態になることもあります。普通は1~2週間で自然に回復しますが、妊娠中の猫だと、流産の危険もあります。

抗生物質による治療が一般的で、安静と保温、水分と栄養の補給に気をつけましょう。予防にはワクチンの接種があります。

●カリシウイルス感染症

カリシウイルス感染症はFCVとも言われ、猫がかかり易い呼吸器感染症です。かかり始めは、高熱がでて、くしゃみや鼻水、よだれを垂らします。

食欲が無くなり、長引くと舌や口に潰瘍が出来たり、口内炎が出来ることもあります。また潰瘍や口内炎の二次感染として肺炎を起こし、最悪の場合は死亡することもあります。

ウイルスの感染力は強くて、感染したネコと直接接触したり、空気感染や媒体をとおしての感染もあります。

子猫は、母猫から受け継いだ免疫で守られているので、生後3~9週間は安全ですが、それ以降は免疫が無くなるので、発病することがあります。

猫が3歳を過ぎると、発症しても軽い場合や、感染しても発症しないことが多いようです。

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予防接種は生後2ヶ月からできます

ウイルス性の感染症予防には、ワクチンの接種が不可欠です。それ以外に、感染した場合の治療方法はないので、必ず事前にワクチンを接種するようにしましょう。

猫汎白血球減少症、猫伝染性鼻気管炎、カリシウイルス感染症に対するワクチンで、3種混合となっています。

ただし、ワクチンを接種する時期は、仔猫の場合、母猫の母乳を飲んでいるかどうかで、その時期が変わってきます。

母乳を飲んでいる場合、 生後8週間で1回目、その4週間後に2回目のワクチン接種を行います。
これは、生まれてすぐの子猫は、親猫から免疫を受けついでおり、この免疫も生後2~3ヶ月で消えてしまうために、親の免疫が消えた頃にワクチンを接種します。

その後も、予防接種の免疫が薄れる前に、追加の予防接種をするようにします。毎年、年一回の接種でウイルスを防御しましょう。猫は外へ出て行くので、いつ病気をもらってくるか解りません。

この追加接種で病気を防ぎ健康な生活を送れるように、飼い主が気をつけてあげましょう。
予防接種を受けるときは、猫の体調の良いときに受けるべきで、どこか体調で気になることがあれば、獣医さんと相談の上、予防接種の日取りを決めるましょう。