ネコにお留守番をさせるときは
ひとり暮らしの場合や、家族全員が勤めや学校で、一日中留守になる家庭は多いものです。
一人になっても、自由に出入りできる家の作りだったり、猫専用の出入り口が設けられていたりすれば、猫も外で遊んで気が紛れますが、マンションなどで、猫が一日中ひとりで閉じ込められる環境では、いくら孤独好きの猫にとっても、ストレスはたまります。
人も1日中部屋に閉じこもっていると、ストレスが溜り精神的にも良く無いのと同じように、猫にもストレスがたまってヒステリーになったりしないように、気をつけてあげなければいけません。
猫を一人にすることの多い家庭では、帰宅したら、まず名前を呼んで、声をかけ、スキンシップをはかりましょう。十分甘えさせてあげ、精神的にリラックスさせてあげるように話しかけたりしあげてください。
●ネコに声をかけてあげましょう
帰宅したら、まずは猫のご飯を準備してあげることも忘れずに。お腹がいっぱいになると、やっとほっとしたという雰囲気になります。
飼い主も、帰宅後の用事を済ませたら、しばらく猫と遊ぶ時間を作り、一日孤独だった猫の労をねぎらってあげたり、楽しく一緒に遊んだりして、お互いに癒せる時間をたのしんでください。
朝、出掛けは、今日も一日お留守番をお願いするので、「いい子で待っててね」と声をかけてお出かけします。
留守にするときは、ネコの生活も考え準備万端に整える
朝から夕方までの外出程度なら朝、食事を与えておけば、帰宅時間まで与える必要はありませんが、一泊か二泊で家をあける場合は、十分な食事の用意をして出かけなければいけません。
餌が不足したり、こぼしてしまう心配がある場合は、食べた分だけ、自動的に補充してくれる自動給餌器を用意して、ドライフードをタップリ入れて置いておけば安心です。
水も欠かしてはいけないものですから、たっぷりの水を数カ所に置いておくようにしましょう。
水飲みもペッツ用のウォーターサーバーを設置しておけば、1日2日で水が無くなってしまうということは無いので安心です。
いつもなら毎日交換するトイレも、置きっぱなしになるので、汚れてしまうと猫は使わなくなります。できれば2~3カ所トイレを設置しておけば、安心です。砂の量もいつもより多めにしておきます。
また退屈しのぎに、家具などにいたずらをしないように、猫が大好きなおもちゃや遊び道具なども置いておけば、気を紛らわせることもできるので、準備して出かけてください。
注意したい事は、猫のおもちゃの中に、長い紐のようなものは置いていかないようにします。ひもが首に巻き付いて、事故になる可能性があるので、危険だと思えるものは、猫の手の届かないところへ仕舞ってからでかけてください。
何日か、猫を一人でお留守番させるのは、長くても3日が限界です。